平成20年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
48/146

地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告46研修日程 平成21年3月4日(水)~3月11日(水)研修先部署 室蘭工業大学 事務局総務課1. はじめに 国立と私立、東京都と北海道、1キャンパスと3キャンパス等々、両大学間で様々に異なる環境を直接体験することについて、今回の研修の意義を大きく感じた1週間となった。 人とのコミュニケーションによって得るものは、文字や写真だけでは伝わらない活きた情報であり、さらに業務体験という実践を積むことで理解を深めることにもつながった。武蔵工業大学(以下、本学)と異なる制度の知見を広めたこの研修を通じて得た成果を端的に表現すると、「制度や運営方法の比較指標の獲得」ということであり、両大学間の相違点の中から、本学における日常業務の遂行手段を幅広く検証し、業務の効率化や改善要素を探る研修となった。2. 業務体験および研修の概要 室蘭工業大学(以下、室蘭工大)事務局総務課における日常業務の体験を行うとともに、各種業務の運営方法等について情報を交換し研修を行った。本学における同種の業務に対する取り組み方の違いを実際に体験し、物事の準備段階における検討手法や問題解決方法、業務の運営方法等について見識を広げることとなった。さらに、出発前に当方より提出した研修の要望書に対応して、該当する業務担当者との面談時間を設定いただき研修する機会を得た。面談の中で室蘭工大の各種制度の説明を受けるとともに、本学との比較も行い両大学の情報を交換した。 期間中に研修、業務体験を行った項目は下記のとおりである。各種研修および業務体験の報告は、次項において記述する。 (1)キャンパス、施設および事務局各部署の見学 (2)�事務連絡等を中心とした学内広報手段について(Web Campus) (3)�規程管理システムの紹介(規程の整備、更新等の管理方法) (4)物品の調達体制と発注システムの紹介 (5)会議の準備 (6)会議の運営方法(会議を傍聴) (7)教員の多角的評価システム(ASTA)について (8)事務局各部署の業務分掌について (9)事務職員の研修制度の紹介 (10)入学式、学位授与式等式典の運営方法について (11)�事務連絡、報告、審議事項等に関する協議方法について (12)出張願と旅費計算について (13)顧問弁護士との相談窓口について (14)�実験等における防災対策と薬品管理支援システムについて (15)学外者への大学施設設備貸出について3. 主な研修および業務体験の報告 前項に記述した各種研修および業務体験のうち、主だったものについて以下に報告する。(1)�事務連絡等を中心とした学内広報手段(Web Campus)専任教職員への事務連絡については、Web Campusと呼ばれているシステムを介して通知される。このシステムは、通知先を区別して発信することが可能で、かつ、受信者が情報を閲覧したか否かを、発信者がパソコンの画面上で確認できるシステムとなっていた。本学においてもポータルシステムは導入されているが、その利用と閲覧は教職員の義務とはなっていない。今後、情報の発信、受信を統一したルールのもとで全学的にシステムを運用すれば、より業務効率を高めることができると感じた。(2)規程管理システムの紹介(規程の整備、更新等の管理方法)本学においては、Webページとそこからリンク付けされているpdfファイルで規程集を構築しているが、現在のところ、調べたい内容から規程を探すといった機能■大学運営部会 活動報告 職員交流委員会職員の相互派遣(短期研修を終えて)武蔵工業大学 総務部総務課 係長 河合 大

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です