平成20年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告48ない印象を持った。外部が主催する研修への参加と自前で企画する研修をバランスよく実施しており、また職階別の研修も実施するなど積極的に人材開発に取り組んでいた。さらに、事務能力向上以外の分野の研修の導入も検討されており、今後、より幅広く手厚い研修制度が構築されると思われる。<室蘭工大職員が受講している研修>①�北海道地区国立大学法人等が共同で開講している研修への参加 (主に北海道大学が主催) ○初任職員研修 ○中堅職員研修 ○係長研修 ○会計研修 ○学生指導研修会 ○技術職員研修 等②国関係機関が実施する研修 (主に人事院、国立大学財務・経営センター等が主催) ○中堅職員研修 ○係長研修 ○メンター研修 等③�室蘭工大が独自で企画し、実施している研修(20年度実施分) ○初任職員研修(20年度は2回実施) �○�人事評価制度セミナー(各監督者の職員評価手法の向上を図る) ○�ハラスメント防止研修会(大学で指名しているハラスメント相談員対象) ○�事務改善講演会(民間会社の事務改善の手法を学ぶ) ○ITワンポイントレッスン ○放送大学利用研修(放送大学受講料を大学が負担)④新規採用職員、異動者への対応 ○�年度途中の新規採用者が増加している現状から、必要に応じて初任職員研修を複数回実施 ○異動者向けの研修は現在のところ無い。⑤今後の課題所属により求められる専門性の違いに対応した研修、事務能力向上以外の研修、学生を対象とした研修等の、企画を検討している。(例 : メンタルヘルス、ハラスメント防止 等)(8)入学式、学位授与式等式典の運営方法室蘭工大の学位授与式を間近に控えていたため、案内板や卒業生の座席表を実際に作成した。また、来賓の応対方法について、説明を受けた。来賓の応対方法や式運営は本学と大きく異なっており、特に来賓用待合室も設置しないとのことであった。開式前に式場の壇上に直接現地集合するという簡略なもので、来賓、父兄等が式場に到着してから、卒業生を拍手で迎え入れるといった学生を主役と捉える演出の式運営を行っていた。(9) 事務連絡、報告、審議事項等に関する協議方法特に外部へ発信される文書について、慎重な審議を行っていたのが印象深かった。「原議書」と呼称される書類に発信文書が記載または添付され、文書の審議と発信の承認手続きが行われている。決裁後に大学印等が押印された文書は、室蘭工大発の公文書として、企画評価室において全て一覧表に纏められており、全ての部署の公文書が一括管理されていた。原議書の回付順については、本学の「審議書」とほぼ同じように回付されていた。(10) 出張願と旅費計算本学の「出張願」に該当する申請書は、室蘭工大では国内、海外共に共通書式を使用しており、また、国内出張については、出張概要を説明するための書類添付を求めておらず本学より簡略化されていた。国内海外合わせて年間約4,000件提出される出張願を迅速に事務処理しなければならない背景があるとのことであったが、出発時よりも出張終了後の報告を重視する考えがベースとなっており、その考えに沿って、事務手続きも合理化していた。出張報告書は、本学のように海外だけでなく、国内も提出が必須であった。なお、出張旅費の支給方法も本学と制度が異なり、事前支給ではなく出張者が立替え出張終了後に“精算”という形で支

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