平成20年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告521. はじめに 平成21年3月4日(水)から3月11日(水)の8日間、国立大学にはない私立大学広報のよいところを学ぶという目的で、武蔵工業大学において短期研修に参加した。研修内容についてはホームページの更新、広報誌作成、報道機関対応、情報の収集、大学のPR方法など、室蘭工業大学で従事している業務を中心に希望した。1週間という短い期間だったので実際に体験させていただける仕事は限られたが、企画広報室のそれぞれの業務についてていねいに説明していただき、ホームページの更新や広報誌の校正、報道機関対応などについては、実際に見学・体験させていただいた。2. キャンパス案内 3月4日の午後、あいさつが終わるとすぐ学長への取材に同席させていただいた。突然で驚いたが、室蘭工業大学では取材に同席することがあまりなかったため、貴重な体験をさせていただいた。 その後、企画広報室の相沢課長より、企画広報室の主な業務について説明していただいた。説明を聞いて、大学広報と入試広報の両方を企画広報室で担当している点が本学と大きく異なるが、業務内容で共通するものも多く、参考に出来るものが多いといえる。企画広報室は全部で5人と室蘭工業大学の企画・評価室と同じだが、広報が主な業務という点が新鮮だった。 2日目の3月5日、相沢課長に学内を案内していただいた。特に目を引くのが建築学科、Sakura center #14、図書館の建物で、武蔵工業大学のホームページや冊子等にも登場する。武蔵工業大学の先生が学生さんと設計したとのことだった。 3日目の3月6日、等々力キャンパス・横浜キャンパスを案内していただいた。等々力キャンパスは4月からの大学名変更に向け、改修工事の最中だったが、子育て支援センター「ぴっぴ」にはたくさんの地域の方が親子で訪れていた。横浜キャンパスは環境に配慮したキャンパスとして、雨水の利用や自然光が入りやすい設計の建物、学生で組織するISO委員会などがあり、それらについては冊子やHPなどでも紹介していた。3. HPについて 武蔵工業大学ではHPの作成を業者に委託している。掲載までの流れとしては、原稿をデータベースに送り、業者がそれをもとにテストページを作成し、仮アップしたものを大学の担当者が確認し、問題なければ業者に連絡して掲載してもらうというものだった。メリットとしては自分でHP制作しなくてよい点と、そのため担当が変わっても比較的スムーズに更新できるという点があげられるが、自分で制作できないため思い通りにならなかったり、わずかな修正点でも業者に連絡しなくてはいけないというデメリットもあるとのことだった。 実際にHP掲載作業を見せていただいたが、午前中に依頼を出せば午後には掲載が可能で、業者に委託することによる時間のロスはそれほど感じなかった。室蘭工業大学では現在各課のHP担当者がそれぞれHPの作成を担当しているが、今より掲載する情報量が大幅に増えた場合には委託を検討することもありうるので、参考になった。 また、このデータベースは企画広報室の両角係長の他、各課の広報担当者や広報担当の先生も閲覧及び編集可能で、HPの掲載に関する情報を共有できるようになっている。その他に全学Webメーリングリスト(WebML)があり、こちらも学内の情報を収集し、広報担当の職員や教員で共有できるシステムである。流れとしては、例えば新しく掲載したい情報があった場合、メーリングリストの構成員はそのことを構成員全員に送信し、48時間以内に新規掲載の可否がメーリングリストに投稿されない場合は承認されたものとみなし、先に述べた手順でホームページに掲載することとなる。■大学運営部会 活動報告 職員交流委員会職員の相互派遣(短期研修)を終えて室蘭工業大学 企画・評価室 企画調査係 武川 梢

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