平成20年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告53学内、特に学科からの情報をいかに収集し、広報するかということは武蔵工業大学でも室蘭工業大学でも悩んでいるところではあるが、HPやニュースリリースで出している情報を学科等広報担当の先生にメールでもお知らせし、それを参考に新しい情報を提供していただくなど、積極的に働きかける必要があると感じた。4. 広報誌等の作成について 大学案内の他に、MI-TECH(年4回発行)と武蔵工大広報(月2回発行 学内向け 総務課作成)を作成している。大学案内、MI-TECHともに取材・原稿の作成から業者に委託しており、ページ数もかなり多い。内容も充実しており、これから本学の四季報や学報などを作成する際に参考にさせていただきたい。5. 大学のPR方法について 室蘭工業大学では現在新聞広告、雑誌広告の掲載を行っているが、今回武蔵工業大学での研修にあたり、他大学とくに私立大学ではどのような広報をしているのかを教えていただき、今後の参考にしたいと考えた。 武蔵工業大学のある尾山台の駅に到着し、目に入ったのが4月からの東京都市大学のホーム内の広告である。この広告について質問すると、尾山台、二子玉川など、要所に駅内広告を出しており、電車内の広告も東急・京急などに一年を通じて掲載しているとのことだった。これは電車の利用者が多い首都圏ならではの広報といえるだろう。新聞にも年2、3回広告を掲載しているとのことだった。 また、HPに「夢に挑み、社会を変えた・・・武蔵工業大学で学んだ10人の男たち」というページがあり、内容が面白かったので作成方法を聞いたところ、雑誌に掲載した記事をHP用に直して掲載しているということだった。このように雑誌広告だけで完結するのではなく、他にも使えるところには使うほうが効率よく広報できると感じた。来年度以降新聞・雑誌に広告を掲載する際、他の媒体にも使うことを前提に掲載内容を考えたほうが、より効率的な広報ができるといえるだろう。 学内外のイベントなどで配布する大学名入りオリジナルグッズについては、いろいろなものがあったが、特に角ケシがデザインもかわいく実用的でよいと思った。また、しおりは全国の書店などに置いているということで、札幌の紀伊国屋書店にもあり、手軽に持ち歩けるので便利だと感じた。本学広報室では現在大学の名入れシャープペンを作成しているが、入試広報室とも連携して、こうしたオリジナルグッズを充実させるのもよいだろう。6. 終わりに 年度末の忙しい時期の研修で、武蔵工業大学のみなさまにはご迷惑をおかけしたと思うが、武蔵工業大学に行かなければ知ることのできなかったたくさんのことを学ばせていただき、本当に感謝している。特にHPに掲載する情報を収集するしくみについては、武蔵工業大学のメーリングリストを参考に、学科の情報を広報室に収集し、外に出していけるシステムを作りたいと考えている。今回の研修で学んだことを糧に、より効果的に室蘭工業大学をPRしていける広報室にしていきたい。

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