平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
23/186

地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告21象。表彰もある。 休み時間をはさみ、WS2「学生の本気を引き出す工夫」のセッションが始まる。 一日目のグループごとのWSはここで終了。この時点で17時。しかしさらに2日目のWSのためのミニ講義「学士力ついて」が行われた。第2日目 朝食も早々に、8時45分からWS3の開始。テーマは「学士力との関係を知る」。文科省から出されている「学士力」と室蘭工大の教育目標などを照らし合わせ、その関係性をつけていく。 10分の休憩後、最後のWS4自主講座「大学の歩き方」をつくる。半期隔週で2単位の授業をつくる。プレゼンテーションは、その授業の紹介。参加者を学生に見立て、授業内容をアピールする。シラバス、内容を構成する。WS1でとらえた学生イメージで、彼らを惹きつける授業を各班がつくる。WS1からの一貫性も求められる。 そして昼食。解散する前に、理事からのWS全体の総評と表彰があった。 以上で全日程を終了。 室蘭工大のFDの取り組みは、泊まりがけの合宿研修だけでなく、講演会や公開授業研究、他大学とのFD交流などさまざまに展開している。いずれの取り組みにも学ぶところが多い。今回の宿泊研修に絞っても、具体的な作業を伴うワークショップ形式は参加者を受け身にさせず、主体的かかわりを持たせる点で優れている。しかもこの方法が活きるのは、取り上げられている研修内容が学内の課題に沿っているからに他ならない。さらに、本研修のねらいにある日常自学科だけにとどまりがちな教員交流が他学科・異年齢に広がるのも、泊りがけの合宿形態だからこそではないかと思われる。本学でもこのような企画を取り入れていきたい。 そして、都市大で今年度末、FD専門委員会主催による教育改善シンポジウムを開催した。そのテーマは「いかに学生をその気にさせるか」。形式こそ違え、研修会での成果を引き継ぐ会を催すことができた。4. まとめ

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です