平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告24 平成22年3月16日に、東京都市大学において「ウィンターセミナー at 東京都市大学」を開催した。これは、平成22年度電気学会全国大会(3月17日(火)~19(木)、明治大学駿河台キャンパスにて開催)および2010年春季第57回応用物理学関係連合講演会(3月17日(火)~20日(土)東海大学湘南キャンパスにて開催)において研究成果の発表を行う室蘭工業大学の学生が上京することを良い機会として、両学会で研究成果を発表する予定の東京都市大学の学生を交えて、講演のリハーサルを行い、意見を交換することにより、プレゼンテーション技術の研鑽を図るとともに、お互いの研究内容を理解することを目的としている。また、これに付随して、室蘭工大の学生が、関連する東京都市大学の研究室を訪問する見学会も開催した。 平成21年度には、同時期に北海道地区で電気学会全国大会が開催されたため、東京都市大学の学生が室蘭工大を訪問し、同趣旨の「ウィンターセミナー at 室蘭工大」を実施したが、今回は、同時期に応用物理学会も関東地区で開催されたため、参加者の研究分野も広がった。また、この結果、発表者35名(室蘭工大9名、東京都市大26名)、教員18名(室蘭工大5名、東京都市大13名)、聴講学生5名(東京都市大)の参加となり、昨年度を上回った。また今年度は、発表会、見学会に引き続き、懇親会も開催したため、お互いの研究や大学の環境、状況などについて意見交換を行なうことで、学生同士や教員同士、また、学生教員間などの交流を深めることが出来た。 開会式 まず発表会を行うに先立ち、応用物理学会副会長でもある白木東京都市大学副学長から、開会の挨拶があった。これに引き続き、運営役である筆者(田中東京都市大学教授)より発表会、見学会、懇親会のスケジュールが示された。さらに、今回の連携事業の一環として開発された教育教材モデルの紹介も行われ、参加者に連携事業の意義や活動内容を紹介する良い機会となった。プレ発表概要 プレ発表会は36件であった。発表会に関して特筆すべきことを以下に述べる。 ・�室蘭工大と東京都市大の研究グループの連名で、1件の発表が行われた。これは、超伝導材料とその電気機器への応用に関する研究についてであり、超伝導材料については室蘭工大の桃野准教授が、電気機器への応用については東京都市大の鳥居准教授が、それぞれ代表者として行っている連携事業の共同研究の成果の一例である。今後、このような連携に基づく連名の発表増加が見込まれる。■教育研究部会 活動報告 プログラム・カリキュラム小委員会ウィンターセミナーat東京都市大学(3月16日開催)報告東京都市大学 工学部 教授 田中 康寛ウィンターセミナーat東京都市大学 内容概要開会挨拶を行う白木東京都市大副学長(応用物理学会会長)発表会の様子

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