平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告25 ・�応用物理学会で講演予定の室蘭工大からの発表の多くは、生体医工学に関する内容であった。一方、東京都市大では生体医工学科が3年前に設立され、昨年度竣工された生体医工学科用の新しい建屋に、実験用手術台や教育機器が設置されており、発表後の見学会は、この生体医工学科の施設を中心に行った。この発表会および見学会は、お互いがどんな研究を行っているかを理解する良い機会であり、今後の共同研究などに発展する可能性が高いと思われる。 ・�室蘭工大側から電気学会で発表される予定の研究内容は、主に放電に関する研究成果であった。一方東京都市大側でも、伝統的に放電に関する研究が盛んに行われており、多くの学生が放電に関わる研究発表を行った。したがって、この分野に関しても将来の共同研究などが見込まれるとともに、意見交換、情報交換にが活発に行なえる分野であると言える。 ・�その他では、東京都市大側から、絶縁体や誘電の計測や半導体材料物性に関する研究発表が多く行われた。しかし、この分野については、室蘭工大からの発表はあまりなかった。ただ、計測分野はさまざまな分野に応用が可能であるため、今後の連携事業への反映が期待できる。見学会 見学会は、上記のように東京都市大学の生体医工学科の施設見学であった。東京都市大学では生体医工学科設立に際して、医学部から教員を招いたり、人間の手術ができるほどの設備を整えた手術室を設置するなど、この新学科に力を注いでおり、施設が新しいこともあって、見学者は非常に興味深く見学を行っていた。(予定していた時間を大幅に上回るほど、質疑応答が活発に行なわれた。)懇親会 参加者は、室蘭工大から14名(教職員5名、学生9名)、東京都市大から30名(教職員11名、学生19名)の計34名であり、盛況であった。 なお、今回発表されたスライドの抜粋、参加者リスト、プログラムを資料として後掲する。懇親会の様子東京都市大学を見学する室蘭工大参加者

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