平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告52 超電導材料はエネルギー問題や環境問題の解決に貢献する重要な機能材料の一つであり、様々な観点から特性評価し高性能化すること、超電導関連技術を向上させること等が強く望まれている。超電導を応用する上で、超電導に対する不純物効果やディスオーダーの影響を詳しく調べておくことは大変重要である。本研究グループでは、様々な超電導に対するディスオーダーの効果を系統的に調べると共に、新規な超電導体の合成を目指し超電導関連物質の物性を明らかにする研究を実施した。本年度実施した研究課題と研究担当者を以下に示し、次に研究テーマごとの研究成果を述べる。・研究課題: �電子ラマン散乱からみたBi2212銅酸化物高温超電導体における不純物効果 �桃野 直樹(しくみ情報系領域)、鳥居 粛(東京都市大)、 酒井 彰(しくみ情報系領域)・研究課題: �希土類化合物超電導体CeRu2における構造不規則性の導入による効果 �村山 茂幸(しくみ情報系領域)、高野 英明(しくみ情報系領域)・研究課題: Sm-Ru系金属間化合物の作製と物性評価 村山 茂幸(しくみ情報系領域)・研究課題: 重い電子系Ce0.87La0.13(Ru1-xRhx)2Si2の磁性と伝導 村山 茂幸(しくみ情報系領域)・研究課題: �希土類‐3d遷移金属酸化物R(Fe,Mn)O3(R:希土類)の磁性とR置換効果 高野 英明(しくみ情報系領域)・研究課題: �希土類硫化物α-R2S3(R=Gd, Tb, Dy)の磁気相転移におよぼす圧力効果 �戎 修二(しくみ情報系領域)、永田 正一(しくみ情報系領域)研究成果報告:�電子ラマン散乱からみたBi2212銅酸化物高温超電導体における不純物効果 桃野 直樹(しくみ情報系領域)、鳥居 粛(東京都市大)、 酒井 彰(しくみ情報系領域) 最近、Bi系銅酸化物高温超電導体やオキシクロライド系高温超電導体などにおいて、T<

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