平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告74用や辞令に関する事は人事係と、教育支援係は二つのセクションとの連携を取り纏めており、辞退や新規雇用関連等の情報をそれぞれに行わなければならず、一つの作業が非常に煩雑であった。例えば、新規雇用や辞退が生じた場合、書類の起案は教育支援係であるが、それを人事係に報告することで、人事係から会計課へ情報を提供すれば作業の効率化につながると考えられる。効率化を図れるのであれば、時間も短縮することができ、かつ正確に業務遂行できるのではないかと思った。 ガイダンス関連では、10月入学の博士後期課程(以下、DC)の入学ガイダンスとT・A辞令交付式の見学をさせて頂く事ができた。本学では10月入学を行っておらず、更にDC対象のガイダンスを行っていないので、非常に参考になった。また、ガイダンスの参加者の中で、外国人留学生には所属する研究室の指導教授が同席し、日本語がわからない事に対してのサポートがしっかりとしていた。指導教授が来ない場合でも同じ研究室の修士学生がサポートしており、こういった対応は事務サイドからしても親切であると感心した。T・A辞令交付式では、学術理事の先生から訓辞や、担当教員から仕事に対しての姿勢等の説明などあり、こういった形で正式な辞令交付を行う事で、学生の業務に対する志気が向上するのではないかと思う所である。本学ではT・Aに対して辞令交付式を行っていないので、見学させて頂き大変勉強になった。3-3.会議関係 会議関係業務についてが、10月29日に開催された教育システム委員会に出席させて頂く事ができた。これについては、会議に出席するだけでなく、会議資料の作成や事前打ち合わせに参加させて頂くなど、一連の流れを体験させて頂く事ができた。室蘭工大の教育システム委員会は本学の教務委員会にあたる。教育システム委員会では、学部・大学院と区別しておらず、同じ場で審議している。本学の教務委員会の場合は、工学部・知識工学部・学部合同・工学研究科と教務委員会だけでも4種類開催している。両大学の学部数の違いなど考慮すると、安易な比較はできないが、本学の教務委員会の種類は改善要素であることは間違いないと考えている。 議題内容については、本学よりも幅広内容を審議しているという印象を受けた。詳しい審議内容については、別項の自身の報告会用のパワーポイント(資料編P145)にてご確認頂きたい。本学の教務委員会はカリキュラム等の教育の関する議題を中心に審議しているが、室蘭工大の教育システム委員会はそれに加え人事関連の議題も審議事項に加えている。さらに教務課で担当している業務に関わる事項は全て教育システム委員会で審議している。理由体験業務業務内容10月入学者の対応10月入学者の名簿作成、特例申請関係業務DCガイダンス10月入学のDC学生へのガイダンスT・A辞令交付式後期授業を担当するT・Aへ辞令及び書類の配付T・A勤務時間の重複チェックT・A担当者の勤務時間と履修状況の重複チェック学位論文等送付文科省へ学位授与報告・国立国会図書館に学位論文送付学報号外の校正論文要旨集の作成及び出稿DC受講者名簿作成後期の授業を履修するDC学生の受講者名簿作成及び配付T・A変更依頼処理重複等で勤務時間が変更になったT・Aの変更処理T・A提出書類処理扶養控除や銀行の口座などの書類を人事課・会計課へ提出T・A出勤簿集計全T・Aに押印指導をし、勤務時間を集計し、表を作成するT・A10月分勤務時間報告勤務時間表を作成し、会計課へ給与支払い依頼を提出する 表2 大学院業務

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