平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告76られる。また、学生の視点で考えると、履修登録は非常に大事な事であるが、学生本人を介さず保証人にのみ通知するというやり方は、学生にとって親切ではないと考えられ、自立を促す意味でも効果的ではない。 室蘭工大での通知方法は、掲示板による通知のみである。これは、学生が掲示板を見る機会が多いことと、本学よりも履修未登録へのルールが柔らかいことに起因していると考えられる。室蘭工大の掲示板は屋内に設置されており、本学に比べると比較にならない程の掲示スペースを有している。これにより掲示に余裕ができ、見やすい掲示が可能となっている。また、未登録者に対しては、多少遅れてもペナルティーを課す事で履修登録する道を残しており、本学ほど急いで履修登録させる必要はない。室蘭工大の通知方法は前項と同じく学生のセルフチェックになっている。本件でも学生のセルフチェックという部分に着目し、改善へのヒントを頂く事ができた。 学生のセルフチェックについては、自立を促すのに効果があり、やはり本件もポータルサイトを利用した通知へ切り替える事を提案させて頂く。ただし、一年生に対しては履修登録に慣れていない為、従来どおりハガキで通知を行うこととし、2年生以上の学生に対してポータルサイトで通知を行う。通知に対するレスポンスがない学生に対してのみハガキで通知することで、多少ではあるが業務の効率化がはかれ、学生にとっても親切であると考えられる。本件については、研修終了後に本学担当者と打ち合わせし、平成22年度より導入することとなった。 今回の研修は、私自身のスキルアップにとって非常に有意義なものであったが、研修に臨むに際しては、改善して頂きたい事柄もあり、それを私からの要望として述べさせて頂きたいと思う。 ・�今回の研修は、研修に臨む当人からの要望を聞く機会はあったが、それに対して室蘭工大から明確な回答を頂く事が出来なかった。具体的には、レオパレスの使用方法を初日に説明して頂きたい事、2ヶ月間の研修スケジュールを暫定的に示して頂きたい事、部屋の解約手続きや引き渡しの具体的な内容を事前にお知らせ頂きたいという事である。 ・�今回の研修を終えて、私自身、非常に有意義な研修であったという感想を持っている。次年度からも多くの若手職員に本研修を体験して頂くようお願いしたい。 研修開始前、私自身の素直な心境は2ヶ月という期間は長いように思えたが、実際に研修を終えてみると、それとは逆の心境であった。それというのも室蘭工大職員の方々の暖かい対応があったからである。2ヶ月間という期間を考えると、人的交流を深める良い機会であった。今後も室蘭工大の方々と、仕事面・個人的な面においてもこの人的交流を大切にしていきたいと考えている。その一貫として、両大学には職員野球部があることから、平成22年7月に職員野球部交流戦(費用個人負担)を計画しており、是非、実現させたい限りである。 本学教務課に対しては、業務がある中で2ヶ月間不在にするという事は、多大な負担をかけてしまう事であるが、それでも研修に行かせて頂いた事に感謝しているとともに、今後の自身の業務に本研修の成果を必ず役立たせなければならないと思っている。 室蘭工大教務課の方々には、ご指導頂いた事により、室蘭工大での担当業務を遂行することが出来たと共に、楽しい2ヶ月間を過ごさせて頂く事ができた。教務課全ての方々の多大なるご尽力に支えられて、この研修を有意義なものにすることが出来た事を実感している。感謝の意を込めて、お名前を挙げさせて頂きたいと思う(敬称略、順不同)。教務課竹田 充藤野 祐一岩野 和彦加納 二郎早坂 珠美宮下 慎也斎藤 千尋岩山 真由美5. 次年度に向けて6. おわりに(2ヶ月間の研修を終えて)

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