平成21年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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地域連携部会 活動報告連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告79大学の地域貢献という意味では新しいスタイルであると思ったのと同時に、本学も現在行っている大学開放推進事業等を通じて地域の小中学生向けの理科教育にさらなる貢献ができれば思う。 � また、全学的にCS(カスタマーサティスファクション=顧客満足度)活動を取り入れ、窓口対応や電話対応などでの心得など掲げ、日常業務に生かす取り組みをしており、CS研修や講演会を定期的に行い啓蒙に励んでいる。確かに無愛想な対応や取り付く島もない対応をされると次から窓口に行く気がなくなるだけでなく、組織の評判にもかかわることなので重要な要素かもしれない。 都市大で勤務している間に何度か酒の席(若い職員だけでなく管理職の方も交えたもの。)を設けてもらうことがあったが、ここでも本学との違い(これは人間関係の違いかもしれない。)があった。参加した席では他愛もない雑談だけでなく日常業務における課題や問題点について話す機会が多く、酒も入っているせいかヒートアップして議論になることもあった。私個人ではこのように管理職の方々と同席する機会が皆無であったし、このような席で仕事の話をすることもあまりなかったので、実に新鮮で勉強になった。 管理部門の人間として今回の研修に参加したが、制度的・規則的な側面では本学にはなじまない取扱いをしている点は多々あった。また、経理関係の通常ルーチン業務について言えば、使用するシステムの違いや「大学と法人」で事務組織がわかれており、資金の流れも複雑になっていることを除けば、業務フローはほぼ同じで目新しい取扱いは見受けられない。つまり現場レベルの業務は管理部門について言えば私立大学も国立大学もやっていることはあまり変わらず、むしろマネジメント・人材育成・大学としての戦略などにおいて違いが明確化するのではないだろうか。通常国立大学では制度や仕組みづくりが横並びで、突飛なことはせず、足並みを揃えるきらいがあるが、私立大学は個性・差別化こそが競争力であり生き残る術であるため、今後の本学の厳しい状況を考えると見習うべき点が多くあるように思う。 2ヵ月という短い期間ではありましたが都市大の多くの方々にお世話になりました。この2ヵ月間は日常ルーチン業務のみを行っていたため、成田課長をはじめとする等々力事務室総務課の方々には負担をかけてしまったことと思います。しかもその日常業務もおぼつかないまま進んでいたため、等々力キャンパスの諸先生方にもご迷惑をおかけしたかもしれません。しかし、こんな私を温かく迎えてくれた等々力キャンパスの皆様には大変感謝しております。さらに、私の出張のおりに顔を出した際も変わらない笑顔で迎えてくださりありがとうございます。特に図書館の小檜山課長にいたっては帰宅の予定を変えてまでわざわざ会いに来て下さって感激しました。ありがとうございました。 また、世田谷キャンパス浦田課長には始めの会話でお客さん扱いせずに接していただいたおかげで緊張がほぐれ都市大の空気になじむことができました。業務で接することはあまりありませんでしたが、会う機会があれば気さくに声をかけていただき、人との接し方・部下との接し方を教わったような気がします。ありがとうございました。 最後に、このような経験はなかなかできないからと快く送り出してくれただけでなく、私の研修中に一人で私の業務をこなしていただいた柴田係長にも感謝しています。この期間中の苦労はたまの電話や帰任後の様子で痛いほどわかりました。ありがとうございました。 今回の経験で得た都市大との人の繋がりを無駄にすることなく、これからも連携事業の枠組みを超えて室蘭工業大学と東京都市大学のパートナーシップのために努力していきたいです。両大学の関係者の皆様、本当にありがとうございました。5. その他の感想6. まとめ7. 謝辞

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