平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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大学湘南キャンパスにて開催)において研究成果の発表を行う室蘭工業大学の学生が上京することを機会として、両学会で研究成果を発表する予定の東京都市大学の学生を交えて、講演のリハーサルを行い、意見を交換することにより、プレゼンテーション技術の研鑽を図るとともに、お互いの研究内容を理解することを目的としたものであった。また、これに付随して、室蘭工大の学生が、関連する東京都市大学の研究室を訪問する見学会も開催した。 また、平成21年度には、同時期に北海道地区で電気学会全国大会が開催されたため、東京都市大学の学生が室蘭工大を訪問し、同趣旨の「ウィンターセミナーat室蘭工大」を実施した。 この結果、発表者35名(室蘭工大9名、東京都市大26名)、教員18名(室蘭工大5名、東京都市大13名)、聴講学生5名(東京都市大)の参加となった。また、発表会、見学会に引き続き、懇親会も開催したため、お互いの研究や大学の環境、状況などについて意見交換を行なうことで、学生同士や教員同士、また、学生教員間などの交流を深めることが出来た。2)土木学会に関連した連携研究発表会 戦略的大学連携支援事業の一環として、平成22年9月4日(土)に、室蘭工業大学において、東京都市大学都市工学科と室蘭工業大学建設システム工学科土木コースの学生交流を目的とした連携研究発表会を、室蘭工業大学の主催で開催した。参加者は、東京都市大学から学生25名+教員8名、室蘭工業大学から学生30名+教員9名であった。なお、ここでの学生数は研究発表会で発表した学生数とした。 この連携研究発表会は、9月1日(水)~9月3日(金)の期間に札幌で開催された土木学会年次学術講演会に併せて開催されたものである。 研究発表会は、9:30~12:10の時間帯で行われ、土木工学に関する研究発表として、「構造・コンクリート材料系」、「計画・河川・海岸系」、「地盤系」について3会場でパラレルセッションの形式で行われ、それぞれの会場で日頃の研究成果を発表し、活発な討論がなされた。 研究発表会終了後には学内にてビアパーティによる懇親会(12:30~14:00)を実施した。 懇親会は、総勢80名ほどの人数となり、両大学の学生が研究発表会での研究内容について意見交換したり、異なる環境で勉強している状況や日常生活、サークルなどの話で大いに盛り上がった様子であった。また、教員同士も、日頃あまり話す機会がない異なる分野の先生方と意見交換したり、大学の教育環境や授業方法などについて情報交換したりと短い時間ではあったが、学生・教員にとって有意義な交流の場になった。 懇親会終了後、大規模港湾施設を見学する目的で、14:30に貸切バスにて本学を出発し、苫小牧港西港区のフェリーターミナルや北埠頭緑地などの港湾施設を見学した。 今回、学生交流の目的で連携研究発表会を開催したが、学生は意外と同分野で同世代の前で自分の研究を緊張感を持って発表する機会が少ないこと、また、他大学との同世代との交流の場が少なく、そのため教員に指導さ連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会108

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