平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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9月1日午後に室蘭に到着した東京都市大学のアイスホッケー部員は、室蘭工業大学長への表敬訪問を行い、その後室蘭工業大学アイスホッケー部員と夕食を共にし、交流のスタートとなった。 2日から4日まで及び6日から8日までの計6日間は、苫小牧市内のアイススケートセンターにて室工大や都市大のアイスホッケー部OB等を交えて合同練習を行った。お互いに普段教わることのないOBやコーチからの厳しい指導を受け、個々のスキルアップを実感した結果となった。また、練習日最後の8日には練習試合を行い、より実戦に近い形でのトレーニングを積むことができ、少ない練習時間ながらも濃い練習内容となった。 合宿最終日となる9日の午前中には両アイスホッケー部部長が学長と懇談し、充実した合宿内容であったことを報告した。 9日間の合同合宿で、学生間の交流は深いものであったとの報告がなされている。 次いで、戦略的大学連携支援事業の一環として、昨年度のアイスホッケー部に続いて、平成22年8月26日(木)から8月30日(月)までの5日間、室蘭工業大学(10名)と東京都市大学(9名)の両大学卓球部員による合同練習が行われた。合同練習会場は、東京都市大学世田谷キャンパス14号館(SAKURA CENTER #14)内の体育館のアリーナ並びに卓球場が活用された。室蘭工業大学卓球部員は、宿泊先を大井町駅最寄のホテルとして、練習には東京都市大学世田谷キャンパスまでを電車と徒歩で往復することとなった。以下にはその詳細を記す。 初日の26日午後に到着した室蘭工業大学卓球部員は、東京都市大学工学部長への表敬訪問を行い、その後、事務局職員の案内によるキャンパス内の施設見学を経て、夕刻から学生食堂カフェソラ内で開催された東京都市大学卓球部員との懇親会にて、交流をスタートした。 翌日の27日には、改めて詳しい自己紹介をした後、団体戦や個人戦を行った。28日は東京都市大学卓球部の練習メニューで終日練習、29日は室蘭工業大学卓球部の練習メニューで終日練習というように、両大学の特徴を活かしながらの練習を実施した。最終日の30日は、合同練習の成果を確認するため、団体戦で締めくくった。比較的短期間ではあったが、両大学共に充実した練習内容で終えることができたようであった。最終日に交わされた学生部長との終了報告の中では、今回の合同練習の機会が得られたことへの感謝の意が伝えられました。短いながらも親交を深められた両大学の部員達は、別れを惜しみながら、満足感を持ってこの度の合同練習を終了した。 平成21年8月25日(火)から10日間に渡り、北海道の新冠町で農業実習が行われた。本実習は平成13年度から室蘭工業大学で社会体験実習の授業として取り組まれているものである。都合8回目の本年度は「都会の学生にとって魅力的な実習である」として、連携支援事業の一環として初めて共同教育プログラムとして実施された。本実習には室蘭工業大学からマレーシアからの留学生1人を含む14人に加え、東京都市大学から2人の合計16人が参加した。参加学生は酪農、水田、畑作、軽種馬などを営む農家10農業体験実習5連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会110

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