平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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大学運営部会 職員交流委員会の入試・就職委員会では、毎年両大学において開催されている企業の人事担当者を招いたセミナー等の行事に交互に各大学就職担当者を参加させるというプログラムを平成20年度に実施した。プログラムの概要と参加による成果は以下のとおりである。1. 実施年月日東京都市大学 : 平成21年2月6日室蘭工業大学 : 平成21年2月19日2. 参加者東京都市大学 : 就職課係長 吉田 重幸室蘭工業大学 : キャリア・サポート・センター事務室長 平尾 尚澄3. 参加行事名東京都市大学 : 東京都市大学企業研究会室蘭工業大学 : 室蘭工業大学合同企業セミナー4. 成果 1日という短い時間での参加ではあったが、各大学が実施する行事に担当者が参加することで国立と私立という大学の違いを直接感じ取ることができた。 それぞれの大学の行事における主な特色は以下のとおりであった。(1)�参加する企業に対して、都市大では無料での参加としているが、室蘭工大では1社当り3万円の参加費を徴収している。(2)�都市大では企業と学生に対し事前のガイダンスを行っており、企業への代表者の謝意を表すことができる。また、学生への参加の心構え等事前の説明が可能となっている。(3)�都市大では学生に参加者カードを配布しており、各企業への参加者数把握に役立っている。(4)�室蘭工大では都市大と比べ、参加企業の業種が幅広い。(5)�室蘭工大では参加企業の多くが東京本社から来るため、天候の影響により急遽欠席の場合がある。(6)�室蘭工大の学生の80%が北海道出身であるが、60%以上が関東への勤務となっているため、都市大における就職支援あるいは交流が可能である。(7)�室蘭工大においては地元の就職情報が豊富であり、都市大生のUターン就職等の支援に有効である。(8)�室蘭工大では、セミナー終了後の情報交換会に学生も参加させており、学生と企業の気軽な情報交換が可能になっている。 今後、各大学における研究会・セミナーの効果的な開催に向けて、以上の特色から得られる利点を取り入れるよう検討していきたい。就職関連行事参加について■ 大学運営部会 活動報告 入試・就職委員会東京都市大学 学生支援グループ部長 片岡 昭博連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会116

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