平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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携事業評価委員による室蘭の現地視察が実施された。今回の現地視察では、連携事業の進捗状況のヒアリングとともに派遣職員の近況報告、航空宇宙機システム研究センターの視察、水素エンジンバスの室蘭市内の運行ルートの走行体験、連携研究の取組を一般市民に紹介する展示の視察を行った。連携事業評価委員会による中間評価を受けることにより、本活動内容の改善点などが明らかになり、今後事業を円滑に進めることに対して大変有効であった。また、外部評価委員を通して地域等に対する本事業の広報活動を行うことができた。本章では、平成20年度から平成22年度までに実施した種々の事業に関して、目的と成果の概略を記述した。これらは、本事業が適切に運営されていることを示す資料の一部であると共に、今後事業を推進する中で過去の議論の経緯を示す記録となるものである。事業を開始するに当たって、連携推進委員会や教育研究部会、大学運営部会、地域連携部会のそれぞれで種々の事業が検討・計画されたが、3年間の経緯の中で効果的なものはブラッシュアップされ、非効率・実施困難な構想は淘汰されていった。従って、平成22年度に実施した事業については、いずれも大学連携として効果的なものであったと考えている。また、これらの事業は与えられた課題の特色から若干の高低があるものの、全ての課題において当初の目的を達成したと思われる。平成23年度は、自立型連携事業を目指す第2ステップの初年度であることから、これまでの連携事業の成果と失敗を振り返りつつ、継続的な連携事業の実施のための方法や実施体制の確立を行うことが目標である。おわりに3連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会13

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