平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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を人体にキズを付けることなく調べることができる技術がとてもすばらしいと感じました。また、教授の講義がとてもわかりやすく楽しく受けさせてもらいました。・ 本校では詳しく講義を受けられなかったので、光技術の幅の広さにびっくりしました。血管の形状など詳しく画像に表れており光技術について興味を感じました。・ 生体医工学科では光学について学ぶ機会がとても少ないので、レーザーやスペックルについての予習をしていれば、もっと講義の内容を理解できたと思いました。・ 分光法による測定で一定の反射からメラニン、酸素ヘモグロビン、還元ヘモグロビンを解析・分析する実験に関心を持ちました。光による測定でここまで多くの情報が得られることができるとは思わなかったのでとてもいい勉強になりました。・ 東京都市大学では扱っていない研究内容について知る良い機会になったと思います。生体医工学の分野について正直なところ未だよく理解していないということもあるのですが、それでも、生体医工学という分野の可能性というか、展望が拡がったというか....そんなことを思いました。・ 生体医工学は幅広い技術が応用されて成り立っていることを感じました。逆に学ぶとなると光・電気・通信と広い工学の勉強をしないとならないと感じました。計測工学の交換授業では、東京都市大学の島谷祐一准教授が室蘭工業大学工学部機械システム工学3年生に講義をされた。図3に島谷准教授の講義の様子を示す。東京都市大学の増田陳紀教授は、室蘭工業大学工学部建設システム工学科土木コース3年生に開講されている土木鋼構造学Ⅰを担当された。図4に増田教授の講義の様子を示す。技術者倫理の授業は、東京都市大学工学部機械システム工学科3年生に対して実施され、室蘭工業大学の河合秀樹教授が講義された。室蘭工業大学では、JABEE認定を視野に入れ、平成16年度(2004年度)に「技術者倫理」の講義を新たに開講し、その優れた取り組みは、平成18年度(2006年度)の文部科学省、特色GP(特色ある大学教育支援プログラム(http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/shien.htm参照))に採択され(http://www.asahi.com/ad/clients/2006gp/muroran.html参照)、4年間にわたる豊富な実施経験を有する。一方、東京都市大学工学部では、平成19年度のカリキュラム改定にともない、多くの学科で「技術者倫理」を必修科目と定め、機械システム工学科では3年次の必修科目として実施することになり、今年度(平成22年度)が開講の2年目に当たる。そこで昨年度から、東京都市大学工学部機械システム工学科では、室蘭工業大学で「技術者図4 増田教授の講義の様子図3 島谷准教授の講義の様子図5 河合教授の講義の様子連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会166

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