平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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日 付 ・ 時 間題目と概要発 表 者3月4日 13:30~15:00講演1「燃料電池システム(1)」〈内容〉燃料電池の基礎(種類/構造/特徴)、PEMFC、 DMFCシステムの特徴、燃料電池に用いる触媒(PEFCの触媒、DMFCの触媒、Pt-Ru触媒、触媒)の課題。PEMFCに関する武蔵工業大学での研究の取り組み講師 小林 光一 教授 (武蔵工業大学 エネルギー量子工学専攻)3月5日10:30~12:00講演2「内燃機関水素エンジンと燃料電池システム(1)」〈内容〉水素燃料の特性、水素エンジン燃料供給方法、特徴、武蔵工業大学の研究開発、水素燃料車載方法、水素燃料の安全と今後課題講師 山根 公高 准教授(武蔵工業大学 総合研究所兼 工学部 エネルギー化学科)3月5日13:30~15:00講演3「内燃機関水素エンジンと燃料電池システム(2)」〈内容〉水素を用いる内燃機関と燃料電池、燃料電池の種類/構造/特徴、PEMFC、 DMFCシステムの特徴と内燃機関との特性の違い、PEMFCの劣化問題と診断技術講師 高木 靖雄 教授 (武蔵工業大学 エネルギー量子工学専攻)3月6日10:30~12:00講演4「燃料電池システム(2)」〈内容〉電解質膜の種類(炭化フッ素系電解質膜、炭化水素系電解質膜、スルホン化ポリエーテルエーテルケトン膜、スルホン化ポリイミド膜、 スルホン化ポリアリーレンエーテルスルホン膜、複合電解質膜など)、燃料電池に用いる電解質膜の最新動向と電解質膜の課題講師 永井 正幸 教授 (武蔵工業大学 エネルギー量子工学専攻)ウィンターセミナー at 室蘭工業大学 Part1 概要2.2 ウィンターセミナー at 室蘭工業大学 Part 1ウィンターセミナー at 室蘭工業大学 Part1は、平成21年3月4日(水)13:30~6日(金)12:00にかけて、室蘭工業大学 総合研究棟Y103講義室で実施され、水素利用システムに関する大学院特別講義が行われた。ウィンターセミナー at 室蘭工業大学 Part1は大学院学生特別講義として開催されたが、学部生4年生、教職員の参加も多く、3日間の講義の参加者数はのべ185名となった。特別講義に対する参加者の意見をみると、水素、エネルギー、燃料電池、内燃機関を研究の専門分野とする大学院生や教職員にとって貴重な講演であったことはもとより、専門分野としない学生、教職員にとっても、クリーンエネルギーの代表である水素エネルギーの分野の重要性、将来性を認識するたいへん良い機会となったと思われる。また、エネルギー資源、地球環境、クリーンエネルギーについて考える機会を提供するたいへん貴重なものであった。本特別講義で使用されたパワーポイントは、ウィンターセミナー at 室蘭工業大学資料集として印刷・製本され、参加者全員に配布された。参加者アンケートを行った結果、以下のような回答が得られた。(抜粋)● 世界の基幹産業である自動車業界では、電気、水素燃焼、燃料電池の研究が進められているが、電気自動車と水素内燃機関が講義を聞いてメインになると思連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会16

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