平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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写真-1 連携研究発表会の発表状況(地盤系)写真-3 懇親会での一コマ写真-2 連携研究発表会の参加者写真-4 見学会(苫小牧西港区、北埠頭緑地)戦略的大学連携支援事業の一環として、9月4日(土)に、室蘭工業大学において、東京都市大学都市工学科と本学、建設システム工学科土木コースの学生交流を目的とした連携研究発表会を、室蘭工業大学の主催で開催した。参加者は、東京都市大学から学生25名、教員8名、室蘭工業大学から学生30名、教員9名であった。なお、ここでの学生数は、研究発表会で発表した学生数である。この連携研究発表会は、9月1日(水)~9月3日(金)の期間、札幌で開催された土木学会年次学術講演会に併せて開催されたものである。研究発表会は、9:30~12:10の時間帯で行われ、土木工学に関する研究発表として、「構造・コンクリート材料系」、「計画・河川・海岸系」、「地盤系」について3会場で、パラレルセッションの形式で行われ、それぞれの会場で日頃の研究成果を発表し、活発な討論がなされた。研究発表会終了後、学内にてビアパーティによる懇親会(12:30~14:00)を実施した。懇親会は、総勢80名ほどの人数となり、両大学の学生が研究発表会での研究内容について意見交換したり、異なる環境で勉強している状況や、日常生活、サークルなどの話で大いに盛り上がった様子であった。また、教員同士も、日頃、あまり話す機会がない異なる分野の先生方と意見交換したり、大学の教育環境や授業方法などについて情報交換したりと短い時間ではあったが、学生・教員にとって有意義な交流の場になったようである。懇親会終了後、日頃見学の機会が少ない大規模港湾施設を見学する目的で、14:30に貸切バスにて本学を出発し、苫小牧港西港区のフェリーターミナルや北埠頭緑地などの港湾施設を見学して、東京都市大学の参加者と18:00頃に新千歳空港で別れ、室蘭工業大学参加者は、19:30頃に本学に戻ってきた。今回、学生交流の目的で連携研究発表会を開催したが、学生は、意外と同分野で同世代の前で、自分の研究を緊張感を持って発表する機会が少ないこと、また、他大学との同世代との交流の場が少なく、そのため教員に指導されているとはいえ、閉じこもった研究生活になりがちなことなどを感じた。したがって、このような連携研究発表会は、学生交流、特に同世代の研究交流の場として、非常に有意義であると実感した次第である。東京都市大学・室蘭工業大学の連携学生研究発表会室蘭工業大学 大学院 教授 木幡 行宏■ 教育研究部会 活動報告 学生交流・支援小委員会連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会216

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