平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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戦略的大学連携支援事業の一環として、昨年のアイスホッケー部合同合宿練習に続いて、平成22年8月26日(木)から8月30日(月)までの5日間、室蘭工業大学(10名)と東京都市大学(9名)の両大学卓球部員による合同練習が行われた。今回の合同練習会場は、東京都市大学世田谷キャンパス14号館(SAKURA CENTER #14)内の体育館のアリーナ並びに卓球場を利用した。室蘭工業大学卓球部員は、毎日の練習に、宿泊先の大井町駅最寄のホテルから都市大世田谷キャンパスまでの間を電車と徒歩で片道40分の行程を往復することとなった。この夏の猛暑で室蘭市と世田谷区の気温差が10度程あるにもかかわらず、期間中は毎日元気に通い、粘り強さを示してくれた。初日の26日午後に到着した室蘭工業大学卓球部員は、都市大片田工学部長への表敬訪問を行い、その後、事務局職員の案内による世田谷キャンパス内の施設見学を経て、17時からは学生食堂カフェソラ内で、都市大卓球部員との懇親会に出席した。懇親会では、都市大の丸泉学生部長の歓迎挨拶を始め、飯島卓球部顧問の挨拶や各部員の自己紹介を含めて、有意義な交流がスタートした。翌日の27日には、改めて詳しい自己紹介の後、団体戦、個人戦を行い、28日は本学卓球部の練習メニューで終日練習、29日は室蘭工業大学卓球部の練習メニューで終日練習というように、両大学の特徴を活かしながらの練習を展開することができた。最終日の30日は、合同練習の成果を確認するかのごとく団体戦で締めくくり、比較的短期間となったものの両大学共に充実した練習内容で終えることができた様子であった。最終日に交わされた学生部長との終了報告の中では、今回の合同練習の機会が得られたことへの感謝の意が伝えられ。短いながらも親交を深められた両大学の部員達は、別れを惜しみながら、満足感を持ってこの度の合同練習を終了した。本学卓球部の牧野主将からの主な感想を次に紹介し、本報告を終える。「最も苦労したのは日程の調整で、どちらにも都合があり二転三転したが、お互いに譲り合い無事に執り行うことができた。室工大の方々とは、初日の懇親会、練習中の交流を経て、よりよい関係を築くことができた。卓球の技術だけでなく、学ぶ場所も住む場所も違う人とふれあうことができたということは、誰にとっても今後の人生において貴重な財産になったと思う。反省点としては、練習環境の改善(室工大側で一人軽微の熱中症あり)、練習内容の改善などがあり、事前の準備をもっとしっかりすべきだったと痛感した。室蘭工業大学卓球部の方々に御礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました。」卓球部合同練習の実施東京都市大学 知識工学部 教授 飯島 正徳/企画課 統括課長 鳥羽 幸太郎■ 教育研究部会 活動報告 学生交流・支援小委員会体育館1階アリーナでの練習風景学生食堂内で開催された懇親会風景連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会220

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