平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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とをCSと言い、東京都市大学では平成20年度、等々力キャンパスで導入し、平成21年4月から世田谷キャンパスに「CS・人材開発室」を設置。CS向上委員会が設置され、7月と12月に「学生の目から見た窓口対応のアンケート調査」、9月に一般職員研修会を実施し、事務局職員全体の接遇態度のマナー向上、学生サービスの質のレベルアップに取り組んでいると聞いた。 その成果なのか、事務職員の方々は丁寧で大変親切だった。気さくで明るい方が多い。学生への窓口対応も親身で、気持ち良い対応に感じた。学生等対応ガイドライン「メールの署名とFAX送信票の学内統一書式」 事務局の部課長会議での中で学外に発信するメールとFAXの書式を学内で統一書式にすることが決定され、事務室内に通知されていた。これは対外的にも事務組織がまとまっている印象を与えるし、利用する側も決まったひな形があった方が迷わなくてすみ、とても良いと思った。 東京都市大学と同じく事務職員は本学での経験の長い職員、短期間の職員、正規職員、嘱託職員、パート職員と様々な違いがあり、「室工大の職員」という統一意識を職員一人一人が持つことがどうやったらできるのだろう、と思っていたので、こういった学内統一書式を使用するのもひとつの方法だと思う。自動販売機「武蔵工業大学から東京都市大学へ」 学内の自動販売機で画面が設置されているコカコーラ飲料の自販機で、学校の紹介がされており、「武蔵工業大学から東京都市大学へ」の音声と共に学校紹介映像が映し出されていた。大学のPR手法として面白いと思う。4号館(建築学科棟)・14号館(体育館・学生食堂) 4号館は4年前に新築された建築学科棟で、体育館と学生食堂として利用している14号館(平成14年新築)や図書館の9号館(平成16年新築)と同じく東京都市大学OBの教授が設計された建物であり、打ちっ放しコンクリートの壁や大きなガラスを使っているのが印象的であった。 学外からの来館者があったり、新建築に掲載されたり、話題性のある「見せる」建物で、本学と同じく研究室の狭隘が問題である東京都市大学で、かなり開放感があり面積を贅沢に使っているように思う。館内のエレベータは「閉じる」ボタンがなく、気持ちに余裕をもって研究や執務に取り組んでもらいたいという配慮と聞いている。図書館の職員専用エレベータは通常通り「閉じる」と「開く」のボタンがあった。学生がデザインした学生食堂の壁など興味深い。等々力キャンパス・王禅寺キャンパス 管理課施設管理・調達の手塚課長に同行いただいた。東京都市大学では世田谷キャンパスと等々力キャンパス、横浜キャンパス間でシャトルバスを運行させていて、便利だった。等々力キャンパスは住宅街にあり、3号館、1,2号館、子育て支援センター「ぴっぴ」などを等々力キャンパスの峰松係長に案内をしていただいた。 等々力キャンパスから歩いてすぐの総合研究所も鈴木さんに対応いただきクリーンルームまでお邪魔させてもらい見学し、その後、神奈川県川崎市の王禅寺キャンパスにある原子力研究所を見学。菅原係長に大変丁寧に案内をいただいた。横浜キャンパス 管理課施設管理・調達の菱木係長が横浜キャンパスの佐々木課長との打ち合わせの際に同行させていただいた。佐々木課長の案内で、横浜キャンパスを見せていただき世田谷キャンパスと違いもあり、映像スタジオや学生の製作による談話スペースや講義室や廊下のあちこちにあるLANケーブル、ロッカールームの充実、パソコンを収納できる演習室のテーブル、固定机の講義室では車いす対応のため、一列目だけは可動式の机にしているなどの配慮があり興味深かった。連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会236

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