平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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学生への連絡事項(飲酒事故防止の呼びかけや騒音、駐車、マナーなど)は窓口での書類提出時や許可書発行時等にこまめに連絡している。ポータルサイト上に各種申請様式(課外活動系のほか教務系様式を含む)を掲載しており、学生及び教員にとって簡便である。また、データでのみ受け付ける申請書類も多く、事務作業量の削減につながっている。(1)厚生補導関係施設の運用方法及びその状況 文化団体連合会や体育会といった各種上部組織が、課外活動施設の割り当てをとりまとめている。全学行事で使えない日や、住民からの苦情等の内容をとりまとめた上で、学生団体上部組織へ伝え、それを反映させた形で使用割り当てが提出される。サークルの部室が入った棟である18号館は、守衛が管理人的役割をしている。グラウンドは国土交通省からから借り受けている土地であり、日曜日及び火曜日と金曜日の早朝は一般市民へ優先的に貸し出されている。 学生食堂の運営は外部業者へ委託している。学生食堂のある14号館や図書館のある9号館など建物が比較的新しく、清潔感があり開放的であった。大学の顔としてPRできる建築物となっていた。(写真4参照)(2)拾得物の取り扱い 平成22年9月1日より拾得物の業務担当が総務課から学生支援センターへ移行した。拾得日から1ヶ月までは窓口のガラスケース、1~3ヶ月は地下倉庫に保管、3ヶ月以上経ったものは廃棄している。本学でも1ヶ月経過後のものをガラスケースに移しているが、1ヶ月未満のもの用のガラスケースを別途作ってもいいと思われる。(3)放置自転車の取り扱い 自転車及びオートバイについて、年2回(4月下旬、9月下旬)業者に依頼し処分している。周知期間は3週間程度設けており、年間70~100台程度の処分を行っている。構内のスペースが限られていることや、住宅地と隣接しているため、駐輪によるトラブルの対応へも苦慮している。 また、平時においては外部委託により、駐輪場の整理や大学周辺の違法駐輪の監督を行っている。(4)課外活動 東京都市大学の課外活動サークルは、各サークルをとりまとめる文化団体連合会や体育会といった上部組織があり、さらにそれらをとりまとめる学生団体連合会という組織が各学生団体をとりまとめている。このほかに新聞会や吹奏楽団、大学祭実行委員会といった公共活動も行う団体が特殊団体として位置づけられている。上部組織においては、提出物や連絡事項、課外活動施設の使用割り当てをとりまとめる以外にも、サマーキャンプやナイトラリーといったイベントを自主的に運営する等の活動をしており、自主性の涵養、連帯感の向上に大きく貢献している。 課外活動に関しては各団体の活動日は少ない印象であった。水・土の週2回の活動のみといった部活も多く存在する。サークル棟である18号館は世田谷キャンパスからの距離が遠く、不便である。18号館では練習や試合の際に近隣住民との騒音、マナーをめぐるトラブルがよく起こっている。そのため、クレーム対応の専用の書式を設けて処理方法を記録し、引き継ぎをしている。住宅地の中に大学が立地しているので、学生へのマナー意識向上の指導と同写真4 図書館1階風景その他の従事した業務等4連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会242

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