平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
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時に近隣住民へのケアが重要になっている。(5)審議書、会議関係 審議書の決裁は、他のキャンパスを含めて1ヶ月程度時間が掛かっている。それだけの時間が掛かるのであれば、webの活用により関係書類を先に配信する等工夫を行うことで、時間の短縮が図ることができると思われる。 また、学生支援センター所掌の会議は多く、役職者が席を外している時間が多い。3キャンパスから担当者を招集しての会議も数多く開かれている。会議は定時終了後から開かれるものが目立ち、そのため時間外勤務の増加につながっていた。キャンパス間の移動にはシャトルバスが運行されているが、他キャンパスの会議に出席するだけで、半日単位で時間を割くことになる。TV会議システムを活用することで、時間外勤務は一定以上削減できると思われる。 東京都市大学で過ごした2ヶ月間は、業務面において、また人的な意味でも大変有意義であった。CS活動の推進は先駆的な取り組みであり、その取り組みを直接体験することができた。今後、大学として何が大切なのか、何を求められているのかということを考えることができる期間でもあった。 職員相互派遣研修は今年度で両大学から計12名が参加したことになるが、互いの業務組織や文化の違いが少しずつではあるが、去年よりも着実に浸透してきている印象を受けた。昨年度の相互派遣によって、東京都市大学へ持ち帰られた業務改善を見ることもできた。また、昨年度の相互派遣研修者の報告等をもとに、多くの方と業務の方法等について情報交換をすることができた。 最後になるが、公私に渡り暖かく迎え入れていただいた東京都市大学の皆様に深い感謝をしている。私のことを多くの場面で紹介していただいたことで、教員や他課の職員の方とも忌憚なく情報交換をすることができた。皆様の多大なるご尽力のおかげで、充実した研修とすることができた。 また、研修を希望した私を快く送り出してくれた本学学生室の皆様にも深く感謝をしたい。不在である2ヶ月もの期間中不便をお掛けすることになったが、皆様からの多くの助力をいただかなければこの研修を無事修了することはできなかった。 他大学との人的交流が減少する中で、貴重な機会を与えていただいたことに感謝するとともに、この経験を必ず本学へ還元したいと思っている。今後もより多くの職員が研修に参加し、両大学の活性化への一助となることを期待したい。終わりに5連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会243

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