平成22年度 戦略的大学連携支援事業 活動報告書
27/350

● 普段学内のみで、閉じこもった空間で授業を受けているので、少し開放されたような、違った視点を持てる● 自分の大学内のことだけでなく、他の大学でやっていることを知るとても良い機会だからいつもと違った視点の情報が聴けるのは非常に良いと思った。北海道のことなど〈デメリット〉● デメリットはない。むしろメリットしかないと思う● 先生方のご負担また、高電圧工学を受講者に対して交換講義のメリットとデメリットの理由を問う設問では以下のような記載があった。(抜粋)〈メリット〉● 選択できる分野が広がる良い機会だと思います。● アーク放電に興味が出た● 専門に研究している人から学べるのは良いと思います● 教科書だけではわからない所が豊富でした● 先生方がそれぞれ得意分野を教えてもらえるのはとても有意義だと思うが一回じゃ短いと思います〈デメリット〉● 少し時間が足りない● 講師の先生が、普段とは違うために若干の不慣れがある● 授業の進度が合わなかった● 教える人と試験を作る人が違うため、重要なポイントがずれるかもしれない● 時間が少し短く、物足りない● 公式や計算式などをあまり使わない● 詳しくやるので授業が難しい● 一部の先生への負担化学分野では、室蘭工業大学の小幡英二教授および長谷川靖教授が、東京都市大学エネルギー化学科2年生科目の化学反応論および生物化学の授業をそれぞれ担当された。小幡教授は配付した資料を用いて、衝突理論、活性錯合体理論および単位について講義され、長谷川教授は遺伝情報の流れについて講義された。また、東京都市大学の江場宏美准教授および黒岩崇准教授が、室蘭工業大学大学院応用理化学系専攻1年生科目の化学結合論および工学部応用理化学系学科1年生科目の生命科学の講義を担当された。平成20年度のウィンターセミナーから始まり、平成21年および22年度の交換授業へと、連携講義の形態が発展し、また、年々、連携講義のバラエティーと受講者数が増加してきている。これまでは、いわゆる専門科目において連携講義(交換授業)が実施されてきたが、今後は、語学、数学、人文社会などの科目においても交流が望まれる。また、専門科目においても分野に偏りが見られるため、さらに多くの科目で交換授業が実施されることを期待する。江場准教授黒岩准教授おわりに5連携推進委員会 活動報告教育研究部会 活動報告大学運営部会 活動報告地域連携部会 活動報告評価委員会25

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です